TOEICで875点とった勉強法と解き方

2019年の3月にはじめてTOEICを受けてみて、875点でした。

TOEICの点数自体というよりも、今後もっと英語力をあげていきたいです。

英語力があればTOEICで高得点を取るのも難しくないと思うからです。

 

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それでは、これから受ける方向けに勉強法を書いてみます。

私はTOEIC向けの対策というものは、ほとんどしていません。

というのも、大学受験に向けて英語を勉強したのと、英語力があればTOEIC向けの対策などはいらないと思ったからです。


ベースは完全に大学受験勉強です。

文法は ネクステージ。
単語は データベース 3000、システム英単語リンガメタリカ、パス単準一級を覚えました。
それに加えてパス単一級を一通りやりましたが、結構忘れてしまっています。
リーディングは、英語長文の問題集をやっていました。具体的には、やっておきたい300、500、700、ハイパー英語長文トレーニングレベル3などです。読解は読解入門、ポレポレをやりました。

ですが、TOEICで高得点をとるには、ここまでやる必要はないでしょう。

 

文法は高校基礎レベルまで必要か微妙なところ。中学レベルまでできていれば、そこそこの点数が取れると思います。不安な方は中学レベルの英文法を復習するとよいと思います。

 

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

 

 

大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (名人の授業)

大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (名人の授業)

 


単語は大学受験MARCHレベル + TOEIC対策単語帳一冊で十分だと思います。
具体的には、システム英単語 + 金のフレーズくらいです。

 

システム英単語 (駿台受験シリーズ)

システム英単語 (駿台受験シリーズ)

 

  

 


時間がなければ、金のフレーズ一冊でいいと思います。
ブランクがある方、一からやり直したい方は、中学〜高校基礎レベルの英単語帳をやるといいと思います。データベース3000などです。

 

データベース3000 基本英単語・熟語 [5th Edition]

データベース3000 基本英単語・熟語 [5th Edition]

 

 

リーディングは、心配なら問題集を一冊やるといいかもしれませんが、公式問題集で演習するのがおすすめです。その他、普段から英語でニュースを読んだりすることで、処理能力が上がると思います。

 

 


私は、TOEIC対策としては、金のフレーズを暗記しました。
また、公式問題集を一回分だけ解いて、感覚を掴みました。
TOEICは過去問はありませんが、公式問題集は実際の問題にかなり近いです。

2回分で約3000円と値段は高めですが、CDもついています。

 

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4

 

 


解いたら答え合わせをして、間違っているところはなぜ間違っているのか理解しました。
リスニングの勉強は、シャドーイングといって、答えのテキストを見ながら、付属CDのリスニング音声に合わせて発声を一回しました。
これをやると、かなり聞き取れるようになります。基本的に、自分が発声できない音は聞き取れません。日本語で考えてみてください。新しい言葉を聞いたら、無意識にその言葉を発声して繰り返していませんか?しかし、英語だと意外とやらない人もいます。
発声は大事です。

シャドーイングで、CDのスピードについていけなければ、多分聞き取れません。なのでついていけるまで発声するといいと思います。

内容について、ざっくり説明します。
リスニングは、様々な国の人の発音で出てきます。
ですのでアクセントに慣れるのがポイントかと思います。
リスニング問題は、解く前に選択肢は見ず、その問題の設問だけ見ました。
基本的には会話の内容順に出題されますので、聞きながら設問の回答にあたるものを耳で拾っていくのです。
そうすると、実際に設問の答えを4択から選ぶときに、すぐ分かります。
先に選択肢を読んでも、全部記憶するのは難しいので、リスニングに集中できなくなると思います。
なので設問だけ先に見るのがいいでしょう。
これは、常にこれから解く一問分だけ見ておけばOKです。(大体設問4個分くらい)
一個先の問題とかまで見ても覚えられないと思うので。


続いて、リーディングパートについて。

文法は簡単です。
基本的には品詞が分かるとできる問題が多かったです。
何なら文章をちゃんと読まなくても、空欄の前後に対して合うかどうかで分かるものが多いです。
文法はあまり時間をかけず、さっさと解きましょう。苦手意識があり重点的に対策したい方は、問題集をやるといいかもしれません。

 

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

 



リーディングはメールやポスターなどの文章を読んで、設問に答えます。
これは時間が結構シビアです。文章を全部読んでから、設問に順番に答えていく、というやり方だと間に合わないかもしれません。
なので、設問を一個読んだら、本文を読んでその答えにあたる場所を探す、という風に一個ずつ処理していくのがいいと思います。
この際も、先に選択肢を読む必要はないと思います。
本文から答えに当たる場所が見つかれば、すぐに選択肢から選べます。
前半は文章が少ないですが、後半になるにつれ文章が増えていくので、なるべく前半は時間をかけず、後半に時間を使えるようにしましょう。

私はTOEICの点数的にもまだまだひよっこですし、英語力的にもまだまだですが、これから勉強する方の参考になればと思って書きました。
勉強法も解き方も人それぞれなので、こういうやり方もあるんだな〜程度に思ってもらえると幸いです。

 

個人的には、TOEIC対策というのはなるべくせず、英語力自体を上げるのが本質的かなと思います。英語力がある人にとっては、TOEICで高得点を出すのは難しくないと思います。